naga

2003/8/3に行われたタモリさんプロデュースLIVE in NAGAOKAの模様を出来るだけ詳しく再現いたしましたので、ごらんください。ちなみに、上のロゴは(たぶん)長岡市のロゴです。

■チケット


チケット。
TAMORI PRODUCE NAGAOKA COLLECTION 2003「スーパーライブ」
っていう文字面。当然のようにS席。
気になるのはタモリさんの登場時間なんですが、
30分ぐらいで帰ってしまったら目も当てられません。

■ドキドキ


長岡駅を降りていきなり目に飛び込んできたのがこれ。
一抹の不安がよぎります。

■がんばります。


駅への投書を紹介する掲示板みたいなの。
()の使い方も変だし、なにより、
駅員がこれをワープロで打ち直している風景がおかしい。
他のもこんな(1,2)感じだった。

■良寛さん


長岡の駅の中にはこんな像があります。さん付けです。
きっと長岡のヤングたちは渋谷のヤングがハチ公前に
集うのと同じような感じで良寛さんの前に集うのだ。
由来の逸話がちょっとおもしろい。

■おでん


長岡駅を出ていきなり目に飛び込むおでん食堂。
きっとおでんしかないのだろう。
もしくは女将の名前がおでん。

■パート


脈絡のない「パ|ト」の文字。
募集なんだろうけど、特にそれらしきものは周りになし。
ただ純粋にパ|ト。

■白。


「鉄道ファン」「週刊文春」ははたして健康的かと考えさせられる。
健康的でない本は学校や草むらで読むべきなんだ。

■ポスター


会場の入り口にはこんなポスターが。

■催し


本日の催し、タモリ。

■Tシャツ


スタッフの方は24時間テレビのような服装を。
やや欲しい。

■オークション


チャリティーオークションということで。
でも、タモリさんがらみはストラップとサイン入りTシャツのみ。

客層はこんな感じ。

■行列


オークションのガラガラ具合に油断して昼飯を食ってたらこんなことに。

■本番


本番中の写真はないので、出来るだけ詳しく描写します。

まず、会場の長岡厚生会館は大変小学校の体育館感あふれる建物で、 当然のごとく冷房も何もありませんでした。 それで上の写真のように、暑い中待たされてようやく中に入ったら 開場が思ったより広かったので、先頭から2列目を キープして浮かれましたが、それが後々の後悔につながります。

周囲は家族連れや祭り(当日は有名な花火大会だったのだそうです) ついでの客ばかりで地元民ばかりの感じでした。 隣の席に座った主婦の人が怖かったです。

で、そこから一時間ほど待ってようやく始まりました。 タモリさんを先頭にグッチ裕三、0930、HIROSHI、ひなた(地元のコンビ)。 待ちに待ったタモリさんでしたが、まるでテレビを見ているかのようでした。 まず、建物の悪口から入りました。 「この町は夏になると人口が増えるんですね」」 「楽屋の隣が洗濯室って書いてありましたからね」 「でも暑い方が好きなんですよ。冬は何でこんな目に遭わなきゃならないんだ、って気になる」 など。

で、0930とタモリさん以外がはけて0930との絡み。 変態話で盛り上がってました。 「これから変態ブームがきますよ」 「変態のことだったら私に相談してください」

で、0930の歌に入ったわけですが、0930のがんばりに対して、 たいそう会場が盛り上がっておらず、気の毒になりました。 以前ライブでお笑い的なことをやったことがあるので、 ああいう感じは何となくわかります。 ただ、テレビではその盛り上がってなさとかで笑えるのに、 ライブだと同情が生まれるのは発見でした。0930相手に。

で、終わってまたタモリさんの絡みで変態トークの続き。 タモリさんの家のトイレの話になり、
・3畳ぐらいある
・電話と雑誌と本を置くスペースがある
・飯も食えるようにしようとしたら嫁に怒られた
という感じ。

で、そのあとでタモリさんは月に2回ぐらいしか体を石けんで 体を洗わないという話になりました。 体には抵抗力があるのであんまり洗うのは逆によくない、 とのこと。これをテレビで言うと石けん会社に怒られるので言えない。 少ない仕事で楽して稼いでいるようにに思われてるけど、 すごいしゃべってるんですよ、使えないのでカットされてるんです、 とのこと。

で、0930がじゃあ、ウォシュレットとかもだめですね。 といったらものすごい勢いで、「いや!ウォシュレットはいい!」 といって良さを力説しました。 その後でコンドルとハエのまねを披露してだいぶ堪能できました。

で、ピアニスターのHIROSHIの登場。 うまかったです。ピアノ芸でもありますが、顔芸という感じも。

HIROSHIとの絡みは音楽話だけでした。 移調の話とか。私などが全然知らないような音楽家を例に出して、 XX風でぞうさんを弾けますか?とかそんな話。 そんな会場置いてけぼりのタモリさんもまたいい。

で、地元ミュージシャンのひなた登場。 特に感想はないです。

ひなたとの絡みは東京の話で、 モヤイ像をモアイ像だと思っていた、という話でしたが、 タモリさんはモヤイ像を新宿にあると勘違いしていました。

あと、日野皓正にサックス(?)を教えてもらった話をしていて、 全音符で簡単なドミソみたいなのが延々書いてある楽譜みたいなのを 渡されて簡単じゃないかと思ってやってみたら音程が安定しなくって まだまだだなって思ったといってました。

グッチの準備の前にタモリさんが一人でしゃべる時間があって、 いつもいいともで言う「ここ何十年か北は仙台南は下田にしか行ったことがない」 という話をアレンジして 「東は成田、西は京都、南が下田で北が長岡ですね」 というリップサービスをしていてさすがだなと思いました。

で、グッチが出てきました。 グッチはビールの宣伝の曲、曲名はわからないのですが、 ドンドコドンの山口も真似をする歌で登場しました。 最初どこにいるかわからないのですが、 サビになった瞬間に舞台袖から出てきて、 「俺を見ろ!」という感じの押しつけがましさでした。

私はうわっと思ってしまったのとは裏腹に会場は大盛り上がりでした。 つまり、ほとんどの客がグッチ目当てだったのです。 これは意外でした。

その後もグッチはきらきらした服と尊大な態度で スターを気取ってました。有名な外国の曲を替え歌にして 歌っているのですが、その前にHIROSHIが、 ショパンの雰囲気でリンゴ追分を弾く、とかそういう 技術的にすごいことをしたあとではしょぼさが たまんなかったですが、会場は盛り上がってました。 (歌とかバンドの演奏技術的にはうまかったです)

というか、グッチが会場にコールをしたりしていたので。 替え歌はミュージシャンギャグ、といった趣で、 ちっとも笑えなかったです。 でも今回のメンバーの中で誰が一番エンターテイナーかと言えば 文句なくグッチでした。本当に。

グッチの途中でタモリさんが出てきて、 トークになって、グッチがタモリさんに電動こしょう挽きを あげてとても重宝している話をしていました。

そのあと、またグッチのコーナーになり、 料理教室ネタなどをしていました。 途中、なんか手拍子をさせられたのですが、 それをなぜか、どうもアンコールをいただいて、 みたいな話になって、いや、呼んでないけど、とか思いました。 でもそこで歌ったのがグッチの一番得意な「オンリーユー」だったので、 よかったです。裏声が。

で、そんな感じで終わりました。 終わった後にものすごい疲労感がありました。 どれもこれもグッチのせいです。 0930を見たあたりでは、芸能人に同情を感じて、 ああ、アーティストにならなくてよかった、とか思いましたが、 グッチを見て、ああ、俺はなれねえや、とか思いました。 グッチの熱に当てられて風邪を引いてしまい、 ぐったりでした。

全体を通してみると、タモリさんの生トークはとてもよかったのですが、 現実感がちっともなかったです。テレビを見てる感じ。 でもテレビよりも自由な感じはありましたが。 後、タモリさんのライブじゃなくて、タモリさんプロデュースのライブだった、 というあたりに誤算がありました。

■帰り道


祭りの陰の側面。

■枝豆


夕飯に行った白木屋で。
なにがなんだか。

■バイタリティー


キヨスクに売ってた。
強そう。

■浦和でポン


駅にあったおすすめ情報。
さいたま市民にもっと自信を持て、といってやりたい。

■帰りのホーム


かなり混んでるがどうせこいつらはタモリストではなく花火目当てなのだ。

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